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720 :なまえをいれてください:2005/10/24(月) 20 32 19 ID okzHD3PD 【メタルスラッグ】 アーケードから移殖のサイドビュー型2DACT。二人同時プレイ可能。 銃と手榴弾を手に、敵を倒し&捕虜を救出しながら戦場を行く硬派な2Dアクションゲーム。 捕虜を救出したり敵を倒す事で時折、武器(弾数制限有り)が手に入る。 また、ステージ途中にある戦車に乗ったり、一部のシーンでは備え付けの機銃で戦う事も可能。 スクロールは主に横スクロールで、舞台となるステージはジャングル・市街地・ 線路沿い・海上などバリエーションに富んでいます。 721 :なまえをいれてください:2005/10/24(月) 20 32 51 ID okzHD3PD 難易度の方はかなりホネがあります。 初回プレイではやられまくりですが回数をこなせば ある程度のレベルまでは確実な上達がのぞめそうな学習タイプのソフト。 グラフィックは狂気とも思える程の緻密さで描かれた神業的ドット絵。 背景もよくよく見て見ると気が遠くなるくらい細かく描き込まれています。 キャラクタはパターンカットはされていますがそれほど気にならなかったです。 音質も上々、劣化したような印象は受けませんでした。 ステージ途中でロードが入るため、テンポが悪くなるきらいは確かにあるのですが、 比較的シーンの繋ぎ目に近い場面ではあるため、それほど気にはなりませんでした。 722 :なまえをいれてください:2005/10/24(月) 20 39 27 ID okzHD3PD 用意されたモードもなかなか豊富。 「コンバットスクールモード」はタイムを競う“ピンポイントアタック”と、 1人でどこまで進めるか距離を競う“サバイバル”があり、 設定イラストなどが見られる「ギャラリーモード」、 クリア後に選択できるミニゲーム集的な「アナザーモード」もあって、 かなり楽しませてくれる内容となっています。 メモリカード1ブロック使用。 ※アーケード版は数回しかプレイしていないので、移殖度がどれほどのものかわかりませんが、 2DACTとしては非常に楽しめる内容でした。
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METAL SLUG 2 機種:AC, NG, NGCD, PS2, PSP, Wii, PSN 作曲者:冷牟田卓志 開発・発売元:SNK 発売年:1998年 概要 「メタルスラッグ」シリーズ2作目。 前作はナスカが開発していたが今作より其社を吸収合併したSNKの開発になる。 作曲は初代も担当した冷牟田卓志氏の独壇場で、メタスラらしいアツイ曲満載。 1998年にリメイクバージョンとして『メタルスラッグX』が登場。 (前作:メタルスラッグ 次作:メタルスラッグ3) 収録曲 曲名 補足 順位 TITLE オープニング THE MILITARY SYSTEM 操作説明、ランキング BARRACKS キャラクターセレクト JUDGMENT ステージ1-1 STEEL BEAST 6BEETS ボステーマA PREHISTORIC SITE ステージ2-1 THE CENOTAPH ステージ2-3 FIRST CONTACT ボステーマB、ステージ6-2 LIVIN ON THE DECK ステージ3-1 アーケード195位 ASSAULT THEME ボステーマC、ステージ6-1 BACK TO THE CHINA ステージ4-1 NEW GODOKIN STREET ステージ5-1 KISS IN THE DARK ステージ5-2 アーケード263位 METAMORPHOSIS ステージ5-3 GRAVESTONE ゲームオーバー FINAL ATTACK ステージ6-3 第2回99位アーケード36位ラストバトル348位 END TITLE AGAIN 最終演出 CARRY OUT ステージクリア サウンドトラック メタルスラッグ2 メタルスラッグ ~コンプリートサウンドBOX~ SNK ARCADE SOUND DIGITAL COLLECTION Vol.7 METAL SLUG 2 メタルスラッグ ダウンロード配信 PV
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メタルスラッグ7 【めたるすらっぐ せぶん】 ジャンル 2Dアクションシューティング 対応機種 ニンテンドーDS 発売・開発元 SNKプレイモア 発売日 2008年7月17日 価格 5,040円(税5%込) プレイ人数 1人 判定 なし ポイント 基本的な要素は原点回帰女教官のツンデレあれ? 二人プレイは? メタルスラッグシリーズ 概要 ストーリー 特徴(シリーズ共通の点も含めて) 評価点 賛否両論点 問題点 総評 その後の展開 概要 名作アーケードゲーム『メタルスラッグ』シリーズのナンバリングタイトルが携帯機で登場。懲りずに何度も反乱を起こす「デビルリバース・モーデン元帥」率いるモーデン軍を撃退する、というのがシリーズ通しての簡単なストーリーである(一部例外はあるが)。 シリーズの最初期4作品(1、2、X、3)は非常に人気が高く、現在でも一部の駄菓子屋などで稼働しているほどである。 そして4以降のナンバリングで名声を失墜させた事でも有名(3と4の間にSNKが倒産してスタッフが入れ替わった為)。 本作はACではなく、DSのみである。前作『メタルスラッグ6』の異様な難易度でユーザー離れを引き起こした為、ACでの展開は難しいと考えられたのだろうか。 ストーリー 徹底的に破壊された正規軍本部とその周辺都市も、驚異的な速度で進む復興作業により、徐々に破壊の爪跡を薄れさせ、この場所のかつての都市以上の活気と秩序を感じ始めた頃、正規軍情報部よりある映像が本部へ送られた。 ゴミ問題を報じるある番組にモーデン兵らしき人物が一瞬横切るだけの映像だが、『間違いなくモーデン兵である』という情報部の報告により、上層部は真偽の確認とモーデン軍発見の際はその殲滅を目的とした潜入チームを編成。 集められたメンバーには、マルコ、ターマ、エリ、フィオ、そしてとある作戦でマルコ達と生死を共にしたラルフとクラークがいた。「いよう!久しぶりだな。今回もこの俺がバシッと決めてやるぜ!」「また同じ戦場とはな。あんたらとはつくづく縁がある様だ。」「では諸君、いささか大袈裟なメンバーではあるが、相手はあのモーデンだ。考えうる最大の戦力で一気に殲滅する!」 かくして、彼らはモーデン兵が潜伏すると思われるゴミの島への潜入を開始する。 特徴(シリーズ共通の点も含めて) シンプルでオーソドックスなジャンプアクション。ACゲームらしく、一度進むと戻れない。 プレイヤーキャラを操り、初期装備のハンドガンや道中で手に入るパワーアップガン(弾数制限あり)を用いて敵を薙ぎ倒して行く。 数に制限はあるが、バウンドする軌道を持つ手榴弾を投げることもできる。高い攻撃力や溝への攻撃などシンプルながら使い道は多い。 生物系の敵に近づくと、ナイフで攻撃する。 威力・得点が高くパワーアップガンの節約にもなるが、一撃で倒せない敵に下手に近づけば反撃を食らう事もある。 どんな攻撃だろうと生身で食らえば一撃で死ぬ(ただし生身で食らっても死なない攻撃はある)。 後述の乗り物に乗ればある程度耐えてくれる(例外はあるが、本作には登場しない)。 捕虜を救出するとアイテムが貰える。得点アイテムからパワーアップガンまで様々。 ステージをクリアした時に助けた捕虜の人数に相当した得点が入る。 ただし、死ぬとそれまでの捕虜救助数が0になる。 ステージによっては各種のスラッグ(乗り物)が登場する。象徴的なものが本作のタイトルにもなっている小型戦車「メタルスラッグ」。 種類は豊富で、戦車や飛行機などといったオーソドックスな物から、カニ歩きする二足歩行メカまで(*1)。 これに乗ると、攻撃が全方位に撃てるバルカン砲になり、手榴弾の代わりに主砲をぶっ放つことができる。また、一部の攻撃が効かなくなる。 ただし機動力は下がるため、敵の攻撃を受けやすくなる。 『1』は(比較的)真っ当なミリタリー作品だったが、2以降の作品はかなりB級SFっぽくなった。 具体例を挙げるならば、パワーアップガンとして登場するレーザーガンや、どう見ても火星出身の敵キャラクターマーズピープルなど。ボスキャラクターなどもトンデモ兵器が多い。 ある種の執念を感じるほどに描きこまれた緻密なドット絵。 主人公からあらゆる敵・兵器に至るまで、普通に死んだり溶けたり食われたり爆発したりする。それらが非常に滑らかな動きをするのがポイント。 故にシリーズ間での使いまわしや同じ動きをする敵も割と多い。 台詞と言う台詞が一切出ず、登場人物の動きだけでストーリーが展開される。 大筋はシンプル。ただし説明書などでの説明は異様に濃い。 プレイヤーキャラクターは攻撃のリーチ、その他細かい点が色々異なる。 『5』以前の作品では特に目立った性能差がなかったが、『6』で明確に分けられ本作に引き継がれている。 尤も、キャラ間のバランスは微妙。詳しくは後述。 『6』同様に同時に二つまでパワーアップガンを保持でき、初期装備含めて最大3つのうちから好きな武器をいつでも切り替えて使える。 いらない武器は投げ捨てることができ、再取得も可能。画面外に投げたら流石にお終いだが。 家庭用移植版でのみ登場する、「コンバットスクール」。本作ではやり込み要素として登場する。 ここには女性教官が登場する。用意されたミッションをこなしていくと階級が上がり、それに合わせて教官の好感度が上がっていくという軽いギャルゲーになっている。 同じ名前のシステムは『6』でも登場したが、別物。 新システム 本作ではDSで発売するに当たって「下画面にエリアマップを表示させる」機能が追加された。 この機能では現在のエリアマップを表示させる他、救出した捕虜や隠しアイテムの情報も記録させる事ができる。前のプレーからしばらく間を空けた状態でプレーの際の現在の状況を確認するのには適している。 また前作から続投しているキャラクターのうちマルコとターマにはそれぞれ「バーストショット」と「蹴り」という専用アクションが追加された。 前者は装備中の武器を超連射する事ができ、後者は運次第で各種スラッグの耐久力を回復させる事ができる。 評価点 それまでのシリーズに比べ、かなりボリュームが多い。 ステージは7つ。ナンバリング作品最多である。途中ステージからのプレイも可能。 コンバットスクール搭載。 初期のコンバットスクールは単調な内容が多いのに対し、本作はかなりバリエーションに富んでいる。普通にステージをクリアする物もあれば、特殊なミニゲームまで。 もっとも、難易度がアレな物や作業っぽいのも多いが。 『6』より続投の「ビギナーモード」。 敵の耐久力低下、スラッグの耐久力が高い、コンティニュー可能回数が9、初期装備がヘビーマシンガンなどの恩恵が得られる。 さらにシリーズで初めて「ハードモード」が登場した。 一応、他のシリーズ作品でも難易度の概念は存在した(*2)が、本作の「ハード」は非常に分かりやすく難易度が上がっており、最終ステージから始めてもエンディングが見れない程の強烈なモードになっている。 捕虜は全部で100人存在し、助けた捕虜は記録される。 ステージ途中で死ぬと助けた事にならないが。 DS音源でありながら、音楽は非常に良質。 本作の楽曲制作は『4』『5』の田中敬一氏が担当している。 「ASSAULT THEME」などといったといった歴代シリーズでお馴染みの楽曲が新たなバージョンで収録されている事は大いに評価された。 オリジナルの曲も特に4面の「The Waterfall」はステージの雰囲気とマッチした爽やかかつカッコイイ曲調で高い評価を得ている。 ラスボス曲としておなじみの「Final Attack」は、前作におけるアレンジがそれまでのイメージを大きく崩した内容で賛否分かれたこともあってか、本作では正統派アレンジとなって復活。アレンジ自体も良質で評価が高い。 また、本作オリジナル楽曲も『4』以前のシリーズを意識した雰囲気の楽曲が多いことも人気を得ている。 『5』、『6』でハブられてしまった敵方のレギュラー中ボス「アレン・オニール」が再び登場。しかもステージボスに昇格した(*3)。 主人公が搭乗する二足歩行スラッグ「スラグギガント」で相手の操縦する二足歩行メカに対抗する という展開は熱い。(*4) コンバットスクールのあるミッションでは これをハンドガンとグレネードだけで倒す ことになり、驚愕したプレイヤーも多いのではないだろうか。 『6』からの改善点 取得可能なパワーアップガンの弾数が『6』の2倍になり、ネオジオ時代に戻った。 ちなみに、ラルフでプレーすると弾数が『6』の通常キャラと同様の半分の数値になるので、「どうしても『6』のスタイルで遊びたい」のならラルフでプレーを。 『6』で登場した隠し捕虜は基本的にアイテムを落とさなかったが、本作では『5』までと同様にパワーアップガンや得点アイテムを落とす様になった。 このため単に「見つけただけ」も同然だった前作と比較して捕虜の捜索しがいが増加した。 賛否両論点 原点回帰関連 『3』や『6』など、敵が異星人だのクリーチャーだので占められていた作品も多い(*5)が、本作では一貫して人間対人間の戦いであり、ミリタリー色が(ちょっとだけ)復活した。 もっとも、その敵対する人間が小型二足歩行メカを配置したり、ジェットパックで飛行してレーザーを撃ってきたりなど、相変わらずのトンデモぶりを披露してくるが。 効果音がネオジオ時代の物に戻った。 『6』で突然敵の悲鳴や捕虜の声、武器取得アナウンスなどが変更されたことに不満を漏らしたプレイヤーも多く、戻ったことを喜んだ人もいる。 特に『6』の時点で「チュンチュン」と非難されていた耐久力のある敵への打ち込み音が「バリバリバリバリ」に戻った点は、「撃ち込みの爽快感が戻った」として最も賞賛される事になった。 リメイク作の『XX』では『6』と同じものに戻されたが、そもそも『6』での効果音はアーケード版の時点で賛否が分かれていただけあってか、喜んで良いのか悪いのかはプレイヤーの好み次第と言わざるを得ない。 『3』以降に登場していた、ステージ中のルート分岐が無くなり一本道になった。 元々、メタスラにおけるルート分岐は調整不足のせいかそこまでプレイに幅を持たせる物ではなく、大方「楽なルート」と「スコア稼ぎルート」が一致してしまっていた。従って本作のものは相対的に見ればそこまで酷い物ではない。 『XX』では分岐が追加されたものの同様の問題が発生しており、正直言って微妙。 その他 ボスキャラクターは多関節でグネグネ動くものが多いが、ドット絵が魅力的なメタスラシリーズとしてみると不自然。 『5』までのAC版のハードであったネオジオは画像の回転機能を持っていないことから、ACのメタスラシリーズは「画像を(そのまま)回転させる」という表現をする事がほぼ無かった為、違和感を感じる古参プレイヤーは多い。 しかしその分動きが非常に派手で、今までのメタスラにない動きをしてくれる。 知る人ぞ知るコンバットスクール名物「大魔王」が本作にはなく、「元帥」止まりになった。 全てのミッションで最高評価を取得すると得られる最終称号で、教官の態度が致命的に変化してプレイヤーを唖然とさせてくれる。人によっては合わないかもしれない。 『XX』でちゃっかり追加された。 問題点 一部コンバットスクールの難易度が異常。 単純に規定時間内クリアが厳しいものから、かなり特殊なルールで生き延びると言うゲームまであるが、いずれにせよ総合的な難易度はかなり高い。 かと思ったら、(恐らく製作者が考慮していなかった)裏技であっさり条件を満たしたり、あるミニゲームは一回ジャンプするだけでおkというかなり薄い内容だったりする。 根本的な改善に至らなかったキャラクター間の性能バランス。 人気の高い初期シリーズはキャラ間の性能差が無いため自分の好きなキャラで遊ぶことが出来るのだが、本作はそうもいかない。 「ターマ」の性能は、搭乗したスラッグの性能が飛躍的に高まる、と言うもの。 逆に言えば通常時での恩恵は一切無く、他のキャラより遥かにキツイ戦いを強いられる。スラッグでの戦闘が強いられるステージ6ボスは一番楽になるが… 「クラーク」は特技「スーパーアルゼンチンバックブリーカー」によって敵兵士を連続で倒していくと、1000~16000点も入るというもの。一発弾を当てて100点というこのゲームで他のキャラがランキングに載ることはまずない。 攻略の面では前作に比べて生物系の敵よりも機械系(=バックブリーカー無効)の敵の割合が増加したため、相対的に弱体化したと言える。 「マルコ」は初期装備であるハンドガン(ビギナーモードだとヘビーマシンガン)の威力が2倍なのだが(詳細は後述)。 難易度の「ビギナー」「ハード」のバランスが極端。 イージーモードは大幅に難易度が下がりサクサク遊べるのだが、いくらなんでも簡単過ぎ。 マルコでプレイするとヘビーマシンガンの威力が上昇する関係で、恐ろしいほどに敵兵器があっさり潰れてしまう。 あるパワーアップガンを使えば、4面ボスが登場から2秒で倒せてしまう。 逆に、ハードモードは敵の耐久力が異様に上がっており、敵も相当な弾幕をばら撒いてくる。パワーアップガンはすぐに球切れを起こし、ハンドガンでの戦いを余儀なくされる事も多い。 要するに、マルコ一択。 「ノーマル」のバランスは非常に良く、どのキャラでも気兼ねなくプレイできる。 蛇足な新システム。 本作では下画面にエリアマップやマップ内情報を表示させる機能が追加されたが、ステージ内の隠し要素を暗記していれば十分に事足りてしまう。単に「DSで発売する関係でデュアルスクリーンを活用させたかっただけ」のシステムと言える。 本作のマルコとターマはそれぞれ「バーストショット」と「蹴り」という専用アクションが追加されたが、前者は連射機能をONにしていれば事足りるし、後者は耐久力が回復できるかどうかは完全に運まかせ。要するにこれらのシステムが無くても十分にプレーが可能で、ラルフ及びクラークの物よりも性能が見劣りしている。 コンバットスクールのデータは1つしか作れない上、一度階級を上げてしまうともう戻せない。揚句に単体での消去機能は無く、ランキング・捕虜救出状況含めたすべてのデータも一緒に消さないといけない。 本作の教官「シンシア」は階級により「上司と部下」から「友達関係」「ツンデレ」「デレデレ」と変わっていくため、「ツンデレ状態でのデータを残しておきたい」という声もある。 ゲーム的に言っても、歴代最狂の難易度を誇るコンバットスクールのデータを消すのは流石に惜しい。 コンバットスクールのミッションの水増し感が強い。 同じステージを「パワーアップガン有り/無しで」「評価は死亡回数に応じて/クリアタイムに応じて/捕虜救助数で/アイテム獲得数で」と何度も回らされる。当然記録は別々、しかも最高評価を得る為の水準が何かと鬼畜。 『XX』では「全ステージ通しプレイ」という旨の「サバイバルアタック」復活。いよいよ本物の鬼畜となった。 タイトルにもなっている「メタスラ」がステージ1だけでしか登場しない。 他のシリーズ作品では必ず2~3ステージほど登場する。ある種の主役とも言えるのにこの扱い… 『XX』ではスラッグの内容が変更され出番が増えている。 ストーリーや設定などのボリュームは歴代メタスラでも最小規模で、ゲームの舞台もたった一つの島をぐるりと一周するというものであり、かなり小じんまりした印象を受ける。 一応、『1』の舞台も一つの島なのだが、こちらは「モーデンたちに既に世界を支配され、切り札のメタルスラッグも奪われてしまい取り返しに本拠地の島へ二人で突撃」という重厚な内容だったのに対して、本作は「ゴミの島にモーデンの姿を見つけ、何か企んでいるのではと思い突撃」というあっさりしたもの。 尤も、7ステージという大ボリュームや、坑道や謎の古代遺跡や雪原などを背景に見ることができたりと、本当に一つの島なのか疑うレベルである。ゴミの島じゃなかったの? ストーリーが分かりにくい。 ゲーム序盤で、突如SF的な装備に包まれた兵士が敵側の援軍として登場するのだが、正体は明示されないまま終わる。(*6) SNKプレイモアに有志が問い合わせたところ「未来のモーデン軍」という回答が来たとのこと。演出的にも納得はいく。 画面が全体的に縮小され、ドット絵が潰れて変になっている。ゲーム性を失わずにDSに画面サイズを合わせる為、グラフィックが犠牲になってしまった。 その潰れ方がアレなせいで、一部キャラのモーションが怖い。 エンディングなど、一部シーンでは潰れていない。 『XX』では画面が大きくなったためこの問題は解消された。 2人プレイができない。 AC版メタスラは一貫して二人プレイができ、協力してクリアを目指すというのはメタスラにおける醍醐味の一つだった。 しかし本作では通信プレイの概念は一切無し。一部ファンの失望を買った。 『XX』で実装。 総評 「ACゲームならば難しくしたいが、『4』~『6』のような難易度では敬遠される」というジレンマを完全に振り切ってコンシューマーオンリーでの発売となった事が結果的に良い方向へ運び、『3』以降久々にまともな形に仕上がった。 しかし、「2人プレイ非対応」はあまりにも大きく、この点でクソゲー扱いされやすい。完成度は高いのだがここだけがどうしても悔やまれる。 内容が総じて初期のメタスラと共通する部分が多く、そういう意味で原点回帰したゲームとも言えよう。 その後の展開 後にリメイク版『メタルスラッグXX(ダブルエックス)』がPSP、XBLA、PS4でリリースされた。 『XX』は本作の問題点を解消した純粋な強化版なので、プレイ環境があるならそちらを買う事をお薦めする。 そして『XX』以降十数年コンシューマー機向けの新作は音沙汰がなかったのだが… 2021年、ストラテジーゲーム、 『METAL SLUG TACTICS』の開発が発表された。販売は『ベア・ナックルⅣ』で高い評価を得たDot Emu社その他である。任天堂が提供する「indie world」でも発表された。2023年発売予定である。 ナンバリング作品とは異なるオリジナルであるも、良質なドット絵、多くのファンサービス要素が確認され期待できる物と言えよう。 既に公開されているアニメPVも非常にクオリティが高い。気になった方は是非ともご覧いただきたい。 ちなみにDot Emu社はレトロゲームの超劣化移植で悪名高く、メタスラシリーズも被害者である。過去には余りの評判の悪さにアップデートで別の会社の移植に丸ごと変更されたことも。
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■メタルスラッグソルジャーズ ■メタルスラッグサバイバーズ http //game.snkplaymore.co.jp/mobile/ SNKの人気アクションシューティングゲームであるメタルスラッグシリーズの携帯アプリオリジナル作品。有料。 概要 敵を倒して進んでいきボスを倒せばステージクリアとなる横スクロールアクション。様々なアイテムがある。本来は一つながりである一本の作品であるが、ボリュームがあるせいか一つずつ700Kbで2つになっている。1アプリ3ステージで315円。操作性やキャラやアイテムに違いは無い。 内容 概要だけ聞けば特徴が無いが、原作では派手で個性的な性能を持つ色々な武器を撃ちまくる爽快性と、随所に仕組まれた小ネタ、よく動く敵味方のユーモラスさ、それらをまとめて失われないゲームバランスの高さから人気が出たシリーズであり、この2作品もそれに倣って作られた。 しかしながら、このアプリに小ネタはほとんど存在しない。ステージの一部分が破壊可能であるところが面影を残しているが、おなじみの隠し捕虜やボス戦での部位破壊は存在しない。 また、武器アイテムも4種、メタルスラッグも戦車タイプのみ、敵の種類もシリーズおなじみの雑魚が数えるだけであり、これらを使いまわして長いステージを進んでいくのである。 操作性に関してはややもっさり感があるが、これは仕方が無い。携帯アプリで原作並みにてきぱき動かれては対応のしようがないからだ。操作の助けとしてボタン一つでオンオフできる自動連射機能があるのはありがたい。 武器の性能に関してはヘビーマシンガン、フレイムショット、レーザーはほぼ原作と同じ。しかしショットガンは射程がさらに短く、しかも上下の敵に関してはまったく命中しないという面倒な仕様になっている。 ストーリーに関するイメージはアプリからは伺えない。また、ロベルトとレオナで操作に違いは無い。ちなみにレオナだからといって手刀などのKOFを思わせる動きは無い。 背景とモーデン軍兵士とボスはよく書き込まれている。 総評 たしかにアクション性は高い方であるが、ボス戦以外は味気なく熱が上がらない。 携帯端末でメタルスラッグの派生作品を遊んでもいいというファンならば許容範囲内であろうが、それ以外にはコンテンツ料が少しばかりオーバーであると思う。
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METAL SLUG 4 機種:AC, NG, PS2, Xbox, PSP, Wii 作曲者:田中敬一 開発元:メガ・エンタープライズ, ノイズファクトリー 発売元:SNKプレイモア 発売年:2002年 概要 「メタルスラッグ」シリーズ4作目。 前作までシリーズを制作していたSNK倒産につき、スタッフが総入れ替えされた。 それに伴い、作曲も田中敬一ひとりの担当。 「なにか違う」とも「新しいメタスラ」とも言われ、評価が二分する。 (前作:メタルスラッグ3 次作:メタルスラッグ5) 収録曲 曲名 補足 順位 Declare war オープニングデモ THE MILITARY SYSTEM 操作説明、ランキング Choose a person プレイヤーセレクト Let's run through! ステージ1「都市」 Show spirit ステージ2「国境」 Snowy road ステージ3「雪山」 第2回マイナーゲーム342位 Cadaverous ステージ4「お化け屋敷」 Go ahead! ステージ5「貨物船」 Secret place ステージ6「最終」 The scene of a hard battle ボス1 Furiously ボス2 Uncanny laugh ラスボス前半 Final madness ラスボス後半 Escape ラスボス倒した後のデモ Good ending グッドエンディング Bad ending バッドエンディング End to the war スタッフロール GRAVESTONE ゲームオーバー CARRY OUT ステージクリア サウンドトラック メタルスラッグ ~コンプリートサウンドBOX~ SNK ARCADE SOUND DIGITAL COLLECTION Vol.19 METAL SLUG 4 メタルスラッグ ダウンロード配信
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METAL SLUG 5 機種:AC, NG, PS2, Xbox, PSP, Wii 作曲者:田中敬一 開発元:SNKプレイモア 発売元:SNKプレイモア 発売年:2003年 概要 「メタルスラッグ」シリーズ5作目。 実開発はSNKネオジオであり、ネオジオで開発された最後のメタルスラッグ。 音楽は前作より引き続き田中敬一氏が担当、メタル・ロック色の高い音楽が多い。 (前作:メタルスラッグ4 次作:メタルスラッグ6) 収録曲 曲名 補足 順位 THE MILITARY SYSTEM 操作説明画面 SORTIE! プレイヤーセレクト HEAVY AFRICAN ステージ1-1 RUINS EXCAVATION ステージ1-2 WINDY DAY ステージ2-1 ZOOM DOWN ステージ2-2 INTRIGUE ステージ3 アーケード106位 RUN THROUGH ステージ4-1 BOTTOM OF THE SEA ステージ4-2 SPEEDER ステージ5-1 LASTDITCH RESISTANCE ステージ5-2 FIERCE BATTLE 通常ボス戦 アーケード121位 FINAL ATTACK 最終ボス戦 第2回99位アーケード36位 CARRY OUT ステージクリア ROAD TO SUCCESS スタッフロール GRAVESTONE ゲームオーバー サウンドトラック メタルスラッグ5 オリジナルサウンドトラック メタルスラッグ ~コンプリートサウンドBOX~ SNK ARCADE SOUND DIGITAL COLLECTION Vol.19 METAL SLUG 5 メタルスラッグ ダウンロード配信
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コンボ検索画面に戻る メタルスラッグ両/盾 使用可能職:ロイヤルガード 次の技能 なし 前の技能 ★ハードショット
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METAL SLUG 6 機種:AC, PS2, PSP, Wii 作曲者:金田充弘、並木学 開発元:SNKプレイモア 発売元:SNKプレイモア 発売年:2006年 概要 「メタルスラッグ」シリーズ6作目。 ATOMISWAVE基板を使用しており、要素がグレードアップした。 BGMはベイシスケイプの金田氏と並木氏が作曲。 二人は過去の「メタスラ」シリーズを担当していた訳ではないが、持ち前のクオリティで世界観にあった曲を提供。 (前作:メタルスラッグ5 次作:メタルスラッグ7) 収録曲 曲名 作・編曲者 補足 順位 Last Resort 並木学 ソルジャーセレクト Main Theme from MS6 並木学 ミッション1-1 Cliff and Cave 並木学 ミッション1-2 Steel Beast 6+7 Beets 並木学 ボス1 Carry Out [MS6 version] 並木学 ミッションコンプリート Inner Goldfield 並木学 ミッション2 Asian Impact 並木学 ミッション3 Biotoxic 金田充弘 ボス2 Gravestone [MS6 version] 並木学 ゲームオーバー Bridge 256 金田充弘 ミッション4-1 Aim High Chase Fast 並木学 ミッション4-2 Final Attack [MS6 version] 並木学 ファイナルミッション Unavoidable Duel 金田充弘 ボス3 Awesome Rush 金田充弘 ファイナルボス1 Discharge 並木学 ファイナルボス2 The Military System [MS6 version] 並木学 ミッションオールオーバー The Survivor 金田充弘 エンディング Critical Maneuver 金田充弘 スタッフロール サウンドトラック メタルスラッグ ~コンプリートサウンドBOX~ METAL SLUG 6 メタルスラッグ ダウンロード配信
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メタルスラッグ2 【めたるすらっぐつー】 ジャンル アクションシューティング 対応機種 アーケード(MVS)ネオジオネオジオCD メディア 【AC】ROMカートリッジ【NG】362MbitROMカートリッジ【NCD】CD-ROM 1枚 発売・開発元 【AC/NG】SNK 稼働開始日発売日 【AC】1998年2月23日【NG】1998年4月2日【NCD】1998年6月25日 定価 【NG】29,800円【NCD】6,800円※全て税別 プレイ人数 1~2人 レーティング CERO B(12才以上対象)(*1) コンテンツアイコン 暴力 配信 バーチャルコンソール【Wii】2008年10月28日/926Wiiポイントネオジオステーション(2016年7月27日 配信終了)【PS3/PSP】2011年9月29日【PS3】858円(税別)【PSP】667円(税別)アーケードアーカイブス【PS4/One】2017年6月1日/823円(税8%込)【Switch】2017年7月6日/823円(税込)NEOGEO Bundle【Steam】2016年4月15日/698円(税込) 備考 Wii/PS2/PSP『メタルスラッグ コンプリート』内に本作が収録※本概要はソフト単体で発売されているもののみ記載している 判定 良作 ポイント エリ、フィオ初参戦シリーズの方向性が定まった作品前作の癖があった操作性は改善激しい処理落ちは人を選ぶところも メタルスラッグシリーズ ストーリー 概要 評価点 賛否両論点 問題点 総評 余談 移植版、配信版 ストーリー 第1次モーデン大戦終結から2年…。正規軍はモーデン元帥が2度目の軍事クーデターを目論んでいることを突き止めた。このような短期間に軍事クーデターの準備を可能にした秘密は…?正規軍上層部はPF(ペルグリン・ファルコンズ)隊のマルコとターマ、そして情報局所属の特殊工作部隊、スパローズのエリとフィオにクーデター鎮圧作戦を命じた。 概要 SNKより発売されたアクションシューティングゲーム、『メタルスラッグ(メタスラ)』シリーズの第2作目。 プレイヤーキャラクターは前作のマルコとターマに加え、エリとフィオが追加された。 前作の操作感や緻密なドットグラフィックはそのままに、多数の敵や新兵器が追加されるなど「正当な進化」を遂げている。 評価点 様々な新しい要素が前作から追加され、より派手で楽しいアクションが楽しめるようになった。 キャラだけでなく、メタルスラッグ以外の新スラッグも登場。武器にも追加変更がある。 キャラクターを変化させる状態異常の追加。 特殊な捕虜も登場するようになった。 + 詳細。長いのでクリックで表示 新兵器と新スラッグ 新兵器(内はアイコンのイニシャル及び英字) 名称 概要 レーザーショット(L) 銃口から強力なレーザー光線が放たれる。ヘヴィマシンガン以上の貫通力を誇り、一度に複数の敵兵を倒すことも出来る。また、1発あたりの威力はヘヴィマシンガンやハンドガンよりも小さいが(ヘヴィマシンガン1に対し0.7)、逆に点数稼ぎに使える(*2)。なお、ヘヴィマシンガンと違って斜め撃ちができない(*3)。武器名はレーザーショットなのだが、取得時のボイスは機械音声を意識したようなレェイザァーという発音である 火炎瓶(FIRE) 取ると手榴弾が火炎瓶に変化する。単発の威力は低いが、地面に当たるとそこを基点に周辺に炎が巻き上がり、触れた敵を燃やし尽くす。 アーマーピアサー(A.P.) メタルスラッグのキャノン砲が、貫通力のある徹甲弾に変化する。なお弾道は放物線を描かず、高速で真っ正面に飛んでいくため、下方にいる敵に対しては全くの無力。 新スラッグ 名称 概要 キャメルスラッグ 名前の通りのラクダにそのままバルカン砲をくっつけただけ。通常、スラッグは2発まで攻撃を耐えるが、キャメルスラッグだけは乗っているキャラクターが攻撃を受けることになるため、攻撃に当たるとそのままミスとなってしまう。その代わり、ミスをしてもスラッグ自体はその場に留まるため、メタスラアタックを使用しない限りは使えなくなることはない。コレはラクダ自体には敵弾に対して当たり判定がないため。やっつけ兵器のハズだったが… スラグノイド バルカン砲2基とキャノン砲を搭載した二足歩行マシン。移動速度は遅く、むしろジャンプ力がウリとなっている。攻撃を2発まで耐えられるが、被弾する度にバルカン砲が吹き飛び、最終的には攻撃手段がキャノン砲しかなくなってしまう(*4)。破壊された時を除き、他のスラッグに比べて降りられるようになるまでに要するしゃがみ時間が長い。ちなみに、段差からジャンプしていない状態で落下したときに、一度だけ空中ジャンプが可能。 スラグフライヤー バルカン砲とミサイルを搭載したVTOL機。縦横無尽に空中を移動できるので敵の攻撃を回避しやすい。バルカン砲の射角は狭く、ほぼ前方にしか撃てない。もっとも、裏を返せば前方に敵がいる間は大きく動いても狙いを付けやすいと言うことでもあり、立ち回り次第で十分フォロー可能ではある(*5)。なお、地面に着地するとキャノピーが開く演出が入るが、本作のみこの状態で被弾すると2回分のダメージを受ける。 プレイヤーキャラクターの追加 1では1Pがマルコ・ロッシ、2Pがターマ・ロビングで固定となっていたが、新たにエリ・カサモトとフィオ・ジェルミの女性2名が追加、プレイヤーは4人の中から自由に選択することが出来るようになった(*6)。 どのキャラクターを選んでも基本的な性能の差はないが、エリとフィオは一部のミッションで登場するクランクを回す速度がマルコとターマの男性2名に比べて遅くなっている。 状態変化の追加 ミイラ化 ミッション2のミイラが吐いたり、地面から吹き出す毒ガスに触れると、ミスにはならないがミイラになってしまう。ミイラになると移動速度、ハンドガンの連射速度、手榴弾を投げる速度が大きく低下し、強化銃が使えなくなる上、ジャンプの軌道も変わって着地までが長くなる。軌道上錯覚しがちだが、ジャンプの飛距離自体は通常時と同じで遠くまで飛べるようになっている訳ではない。この状態で毒ガスを含めていずれかの攻撃を受けてしまうとミスとなる。アイテム「聖水」を拾うことで回復可能。 デブ化 ミッション4では食料系の得点アイテムを取りすぎるとキャラクターが太ってしまう。デブ化すると見た目通り移動速度がモッサリ気味にまで遅くなる上にハンドガンやボム投げの連射速度も低下してしまうデメリットがあるが、強化銃の攻撃判定が通常よりも広くなったり、一部の強化銃は通常時よりも連射速度が上がるメリットもある。ただし、強化銃によっては太ることで使い勝手が極度に悪くなることもある(*7)。また、デブ化した時の弾は、エフェクトの見た目に武器の威力が上がっているように見えるが、武器の威力自体は変わっていない。ちなみに、デブ化している状態でミスをすると、どんな攻撃で被弾しようが地形の穴に落ちようが破裂して消えてしまう。 特殊捕虜の追加 助けた際にアイテムをくれる捕虜以外に2から下記の2名の捕虜が追加された。 なお、クリア時に助けた捕虜に応じて得点を得られるが、通常の捕虜は1人当たり1万点だが、下記の2名は3万点貰える。 名前 概要 一文字百太郎 外見は通常の捕虜と同じなのだが、助けても敬礼するだけでアイテムを出さない。だが、百太郎はキャラクターに同行し、通常は波○拳のような気弾を放ち、至近距離の敵には回し蹴りで攻撃する。ただし、救出したキャラクターがミスしてしまうと敬礼してそのままいなくなってしまう。 相川留美 リュックを背負った女性。リュックを撃つとそこからアイテムを落とすが、ある程度落とすと、触れていなくても敬礼していなくなってしまう。この場合は助けたことにならないため、救出捕虜としてカウントされない。ちなみに彼女はPS版メタルスラッグのアナザーストーリーモードで特定条件を満たした時に登場する女性兵士「ルミ・アイカワ」その人。 前作から性能の変わった武器 ヘヴィマシンガン 一度に連射される弾数が前作の6発から4発に変更。それに伴い、弾のバラつき方も前作から若干変わっている。 斜めに弾をばら撒きやすくなった上に、連続して振り回すとそれぞれ弾幕の隙間を補完するような軌道で発射されるようになり、密度が大幅に上がった。 ロケットランチャー 発射後に正面に飛びながらゆるく上下に追尾する性能になり、前作で時折見せた極端な軌道で目標に向かっていく事は無くなった。爆風の大きさは据え置きだが直撃時の威力がハンドガン3発分に低下(*8)してしまい、弱体化 フレイムショット 前作から性能が大幅に変化した武器。前作は歩兵と一部戦車を貫通する低威力の炎がまっすぐ飛んで行ったが、今作からは射程がやや減少した。そのかわりにすさまじい破壊力を持つようになり、当たり方次第(*9)でショットガン以上の威力を叩き出す。 戦車でさえも接近して撃つ事で一撃で破壊することもできる。 また、これ以降の作品だと下に撃っても画面下部まで届かないが、普通に届いてしまうので、射程と威力を併せ持った歴代最強の性能と言える。 なお、今作ではデブ状態の武器が用意されているのはハンドガン、ヘヴィマシンガン、ロケットランチャー、ボムのみ(*10)。 緻密なドットグラフィックと高い演出力 前作で高い評価を受けたドットグラフィックは今作でも最大の魅力として健在。 砲台を撃破した際、扉がこちら(プレイヤー側)に向かって吹っ飛んでくる、走行中の蒸気機関車の先頭から前の列車に飛び移る、潜水艦の艦橋が爆発して吹っ飛んだあと、沈んでいく潜水艦から乗組員が脱出して水路を泳いで逃げていく…などなど、凝った演出とグラフィックでプレイヤーを魅了する。 + ストーリーに関するネタバレあり また、最終ステージでは基地に潜入した後、モーデン軍と宇宙人(マーズピープル)が手を組んで戦っている様子が見られたが、最終的にはモーデン軍はマーズピープルに裏切られてしまう。 しかしそこで今まで敵だったモーデン軍とプレーヤーが手を組んで宇宙人と戦うという熱い演出がある。 ちなみにラストシーンはどう見ても映画『インディペンデンス・デイ』のアレである。 国際色豊かな戦場 前作ではある一部の地域のみが舞台になっている感じだったが、今作では砂漠、ヨーロッパの鉄道、極寒の地など様々な地域が舞台になり、その地域ならではの敵やアイテム(ピラミッドではミイラ、中華街では肉まんなどの料理など)が登場し、国際色豊かに、鮮やかに戦場を彩る。 ゲームバランスの良さ、初心者でもとっつきやすい難易度 今作はシリーズの中でも難易度が低いほうであり、初心者が遊んでも安心。やりこんでいくうちに確実にミスしなくなる。 しかし、後半面に行くにつれて徐々に難易度が上がっていく。アドリブやしっかりとしたパターン構成がないとミスしてしまうところもあり、遊んでいて歯ごたえがある。 質の高いBGM 今作もBGMのクオリティは高い。また、前作で評価の高かった「ASSAULT THEME」「FINAL ATTACK」がアレンジされて再登場している。 操作性の改善 前作ではショットを撃ってない状態で左右移動から停止した直後や地面に着地した直後は上撃ちと斜め撃ちができなかったが、本作から前述の行動直後に上撃ち、斜め撃ちが可能になり、より軽快な攻撃ができるようになった。 他にも一部のモーションで攻撃判定の発生が遅かったしゃがみ近接攻撃の攻撃判定発生時間の統一、ジャンプボタンを一瞬だけ押すことでできた小ジャンプの廃止、スラッグの移動に働いていた慣性の廃止など、操作性の部分で細かい変更、改善が見られる。 賛否両論点 激しい処理落ち 今作の演出を当時のROM容量では処理し切れなかったために、処理落ちが多発。弾幕を張ったり敵が複数出てきたりするとすぐに処理落ちするためテンポや操作のレスポンスが少し悪い。なんと一面開始早々ハンドガンを連射するだけで処理落ちする。 この顕著な処理落ちは同時期の同社 同じネオジオで発売された格闘ゲーム、『THE KING OF FIGHTERS 97』でも見られた。 ただし処理落ちのおかげで弾をじっくり見きわめて回避できる、という声もあり、初心者に対しては評価点と見ることもできる。 武器アイテムの偏り ミッション1、3、4においては出てくる強化銃がほとんどヘヴィマシンガンである フレイムショットに至っては全体を通して3つしか配置されてない。(*11)これは次回作以降のビッグレーザーショット級の扱いである。 しかし、これも「初心者には扱いやすいヘヴィマシンガンが多い分には問題ない」という声もある。 本作特有の武器の仕様 弾が銃口からではなく銃身から出てることで弾幕のばらけ方が他作より若干大きいヘヴィマシンガン(上撃ちが顕著)、屈んだ状態で撃つと射程が若干短くなるショットガン、キャンセルテクニックを駆使しても弾薬が1は必ず減るレーザーショット等、攻略にそこまで大きな影響こそ無いものの、以降に比べるとやや独自感の強い仕様となっている。 戦争の雰囲気が薄れてしまったこと 『1』がモーデン軍との戦いに徹していたが、今作ではマーズピープルなどが登場したことで戦争物として雰囲気が薄れてしまったことを指摘する意見がある。 今作からキャラクターが選べるようになったのだが、そのキャラクターセレクトでのイラストがやたらと濃いカートゥーン調となっており、かなり好みが分かれるものとなっている。 特にフィオは一見して女性と思えない顔つき。その他設定資料等のイラストではしっかり美少女として描かれているのだが…。 このカートゥーン調のキャラクターセレクトはお約束となり、『4』で一度変更されるものの『5』では復活している。 スタッフロールがシリーズ全体でみてもあっさりしている 黒背景と5面の地下鉄のBGMをバックにスタッフ名が回転しながら縦に流れていく(*12)のだが、戦争の虚しさを強く訴えた前作のEDに比べるとだいぶあっさりしていると感じやすい 問題点 敵の発射した弾などに撃ち込み点が入る 砲台から撃たれた誘導ミサイル、モーデン軍のロケット型ミサイル、マーズピープルが撃ってくる弾などの破壊可能な敵弾を破壊するたびに点数が入る仕様である。 そのため、得点稼ぎのためにはタイムアップギリギリまで敵弾を破壊し続ける必要があり(*13)、スコアラーからは「稼ぎは作業である」と不評だった。 メタスラアタックが前作よりも暴発しやすくなった 前作ではAとBを同時に押さなければ発動しなかったが、今作以降は「Aを押しながらB」でもその逆でも発動するようになり、暴発率が上がってしまった。2面のボス戦で乗り込む「スラグノイド」を操作する際は特に気を配らなくてはいけない。 この問題については3まで付きまとうことになる 特定条件下で武器がバグってしまう 太ってる状態でメタルスラッグから降りる際に痩せる(いわゆる鬼避け中に痩せる)と、空中で痩せてる最中にまたメタスラに乗り込んでしまう。この後、再度メタスラから降りると、上部の表示で弾薬が残っているにもかかわらずハンドガンになってしまうバグが存在する。 賛否両論点や問題点のうち、処理落ち・武器アイテムの独自仕様や配置の偏り・敵弾破壊時の撃ち込み点については『2』をリメイク&アレンジした、『メタルスラッグX』で改善された。 総評 メタルスラッグシリーズの中では、初心者でも遊びやすい難易度である今作だが、歯ごたえがある面もあり幅広いユーザーが楽しめる作品となっている。 壮大なストーリー性や前作よりさらに派手になった演出などはまさに芸術である。しっかり作りこまれたアクションの傑作であるといえよう。 余談 本作では『メタルスラッグ4』以降(『5』は除く)とは違い、4名のプレイヤーキャラクターにほとんど性能差をつけなかったが、開発者の話によると「性能だけでマイキャラを決めて欲しくなかった」からだという。また、エリとフィオは隠しキャラにする構想もあったようだが「せっかく作ったキャラがあまり遊んでもらえない」と却下したそうだ。 本作がNG/MVSの起動画面において「MAX 330 MEGA」と表記される最後のゲームとなった。 本作からおよそ1ヶ月後(1998年3月20日)に稼働した『リアルバウト餓狼伝説2』からは「GIGA POWER」の表記に変更された。それが示すように扱えるROM容量も大幅に増強されている。 そして翌年に発売された本作のリメイク マイナーチェンジ版『X』がROM容量の増加(*14)によりGIGA POWER仕様となったおかげもあり、賛否両論点の項目で記述した処理落ちの発生頻度も大幅に減った。 移植版、配信版 ネオジオROM版 当然ながら細かいアーケードとの仕様の違いを除き、完全移植である。 ちなみに本作のリアルタイムでの移植はROM版とCD版のみであり、PSP版『コンプリート』が発売されるまでネオジオ関連以外でのプレイが困難を極めていた。 ネオジオCD版 若干、モーションが削られているものの、ネオジオROM版とほとんど変わらない移植度である。また、誤差レベルではあるが若干処理落ちがオリジナルよりも少ない 初代PS版ほど細かくは刻まれないものの、ステージの途中でロード箇所が存在。ステージの区切りで暗転してロードとなる2面、5面、最終面はともかく、暗転の無い3面と4面はロード箇所に到達すると唐突に始まるので、人によっては気になるかもしれない。とはいえロード頻度は格ゲーよりかはマシである。 際立った差異は近接攻撃キャンセルの仕様が次回作の「X」と同じになり、立ち攻撃をしゃがみでキャンセルが可能になっている。あまり知られていないが、ショットガンが後発の移植作である「PS版X」に迫る速度で連射が効く。 ネオジオCD版限定の特典として、アートギャラリーとコンバットスクールモードが収録されている。 コンバットスクールモードはソフィア教官がメグ教官と交代した以外は前作CD版とほぼ同じである サバイバルアタックにおけるステージ間の武器の引継ぎもそのままなので、オリジナルではそのステージに登場しない武器を持ち込むことも可能 前作と同じく全て満点を取ると階級が「だいまおう」となり、キャラの肌の色が変化し、サバイバルアタックではメタスラの主砲と同じ威力の「究極ハンドキャノン」で遊ぶことができる、(*15) また、ピンポイントアタックでは乗り物が耐久力1で登場するのだが、原色とは色が違うものが配置されている。 スラグノイドは赤みがかかった色合いだが、3で登場するものとは若干違い、スラグフライヤーの色違いに至っては激レアである 「2」のコンバットスクールモード関連は現在でもCD版でしか遊ぶことができないので特権と言える。 余談だが、「セガサターン版『メタスラ2』が存在する」という噂があるが、真相はファンの間で作られたガセであると思われる。 PS2/PSP/Wii『メタルスラッグコンプリート』 『1』~『6』と『X』の計7作のカップリング移植。 『2』についてはネオジオROM版をほぼ完全移植。 Wii版は、Wiiリモコンを傾けることでキャラクターを操作できる。 Wiiバーチャルコンソール版 ネオジオROM版をほぼ完全移植。 PSP/PS3/PSV ネオジオステーション版 (配信終了) PS3版は「NEOGEO CPU CLOCK-UP」という機能をONにすると、処理落ちがほぼ無くなる。 また、OFFにするとネオジオ版の処理落ちが再現される。参考 「NEOGEO CPU CLOCK-UP」の検証動画(公式) 2016年7月27日のNEOGEO Station終了に伴い配信終了。 PS4/One/Switch アケアカNEOGEO版 アケアカNEOGEOシリーズの一つとしてPS4/One/Switchで配信。 基本的にはアーケード(MVS)版の忠実移植(*16)。さらに中途ポーズ実質不能(*17)、デフォルトのゲーム設定でのスコアを競うハイスコアモードなどのオンラインでスコアを競う要素が追加されているが、オンライン協力プレイは非対応である(オフラインおよびパーティー内でシェアプレイを用いた協力プレイは可能)。 また「あくまでアーケード版当時の仕様を可能な限り再現する」というシリーズのコンセプトの関係上、処理落ち軽減機能は搭載されていない。 NEOGEO X 『NEOGEO X Classics Volume 1』 NEOGEO X 『Mega Pack Volume 1』 海外版。双方とも『2』ネオジオROM版を収録。開発元はTommo。 iOS/Android版 開発元はDotEmu。 リプレイ機能やミッションモードが追加されている。また、オンラインランキングシステムに対応。 Steam版『METAL SLUG 2』 開発元はDotEmu。iOS/Android版の移植だがリプレイ機能は無い。 シリーズ他作品の移植には搭載されているオンライン協力プレイが、何故か『2』に限り非搭載。 現在はSteamのRemote Play Togetherに対応し、フレンドのプレイヤーと遊べるようになっている。 UIが『2』に限り日本語に対応していない。 発売当初から1コインクリアの実績に不具合が存在し、実績制覇ができない。
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METAL SLUG 3 機種:AC, NG, Xbox, PS2, PSP, Wii, XBLA, NS, PS4, Xbox1, PC 作曲者 (*1):冷牟田卓志 (HIYA!)、和田由彦 (Bero-ou)、堀内正人 (Hori_Hori)、Q_JIROU、井内舞子 (Maitaro) 開発・発売元:SNK 発売日:2000年3月 (AC)、2000年6月1日 (NG)、2017年3月3日 (NS)、2017年12月21日 (PS4, Xbox1)、2018年9月28日 (PC) 概要 「メタルスラッグ」シリーズ3作目。 SNK最後のメタスラである。 さらに、『2』よりデザインをしてきた森気楼もこの作品が発売した後、カプコンに移籍した。 その為か、シリーズ一と言っても過言でないほどの大ボリュームで、作曲スタッフも、前作より3人増えた。 (前作:メタルスラッグ2 次作:メタルスラッグ4) 収録曲 曲名 作・編曲者 補足 順位 THE MILITARY SYSTEM 操作説明、ランキング BARRACKS キャラクターセレクト 蒼海の牙 -Dr.モローの島- ステージ1 マリンダイバー ステージ1分岐ルート~深海 THE UNKNOWN WORLD ステージ1分岐ルート~核施設、UFO内通路1 STEEL BEAST 6BEETS ボステーマA 真夜中の彷徨 堀内正人 ステージ2 魔の雪洞 ステージ2分岐ルート~氷の洞窟 METAMORPHOSIS ボステーマB 浅い海 ステージ3 ハード海中 Q_JIROU ステージ3分岐ルート~地下水路 ASSAULT THEME ステージ3分岐ルート~橋、ステージ5-2 ひみつ工場 ステージ3分岐ルート~兵器工場 砂漠 堀内正人 ステージ4 ピラミッド 井内舞子 ステージ4分岐ルート~ピラミッド THE CENOTAPH ステージ4分岐ルート~遺跡 日本兵 和田由彦 ステージ4分岐ルート~旧正規軍アジト 空へ ステージ5-1 THE KIDNAPPING 宇宙人出現 宇宙へ 宇宙空間 KISS IN THE DARK 敵UFO内部 FIRST CONTACT UFO内通路2 BIOINFORMATICS UFO内通路3 ESCAPE 和田由彦 UFO脱出 FINAL ATTACK 最終ボス 第2回99位アーケード36位第2回ラストバトル247位 END TITLE AGAIN 最終演出~スタッフロール GRAVESTONE ゲームオーバー CARRY OUT ステージクリア サウンドトラック メタルスラッグ3 オリジナルサウンドトラック ノイズファクトリーからの発売 メタルスラッグ ~コンプリートサウンドBOX~ METAL SLUG 3 メタルスラッグ Amazon Musicでの配信 SNK ARCADE SOUND DIGITAL COLLECTION Vol.13 基板からデジタル収録した音源を収録 関連動画 紹介動画(pXBLA) プレイ映像(PC)